ルシフ
堕天使ルシフェルの幻影体。天使の中では(一部を除いて)珍しく女性。水月の大切なパートナー。幻影体ではあるが、父親に本体であるルシフェルがいる。
堕天使という闇の存在でありながら、誰かを闇に堕とそうなどとは考えていない、いわゆる亜種。水月や彼女の大切な人達の幸せを見守りたいと思っている。
冷静な性格で、水月とは別の視点で物事を考え、行動する。ただし、水月達を巻き込ませないようにと溜めこみがちなところがあり、その結果彼女達の前から姿を消したことがある。
少しずつ改善されてはいるが、それでも核心に近い部分は絶対にと言ってもいいほど話さない。
実は銀月のルシフェルに姿を変えられる。詳しくは下記にて。
愛情を誰かに与えられてもまったくの自覚がなく、そしてそれを知らずに生きてきたため、恋というものも分からない。
そのため、恋人とかはその人の子達の仲が良い(親愛の意味で)ようにしか見えていない。ピュア枠。
30話、36話にて悪夢を見てしまい、現在神経衰弱中。サハリエルと水月の仲間モンスターの一人以外誰にも会いたくない。
・水月について
大切なマスターにしてパートナー。人の子だからこそ傷ついてほしくないし、巻き込みたくない。そのためなら強く言うことだってする。幸せになってほしい人の子。
逆に何故自分が心配されるのかわからない。傷ついて欲しくないと言われるのもわからない。言うのなら他の者に言ってくれ。幸せになる権利なんかない。それはあいつらに与えるべきものなのだから。優しさを私なんかに向けるな。私を守るな、守らないでくれ。
・サハリエルについて
大切な同胞にして、水月と同じように、幸せになってほしい存在。傷ついてほしくない、巻き込みたくないのは水月と一緒。
唯一の生き残りであるため、誰かに殺されてしまわないようにある意味過保護になっている。だが彼女の行動を縛るようなことはしたくない。
・誰かを闇に堕とそうと考えていないのは、父親であるルシフェルからの言葉がきっかけ。人の子達を守るという意識を持ったのもそこから。良くも悪くも彼に忠実で、褒められても、何故そうするのかと返していたりする(自分の中ではするべきことをしただけであるため)。
・水月と出会う数年前、ルシフェルと仲間の堕天使達と共に暮らしていた時は、怪我をしてもその痛みに気づいていなかった。決して天使だからと思い上がったわけではなく、ルシフも人の子と同じように、普通に痛覚はある。
なお自分のことは、消耗品か(捨て)駒と思っている。そのため、23話にてルシフェルに娘呼ばわりされた時は非常に驚いた。
・溜め込みがちなところがある故に、自分の心に土足で踏み込まれ、踏み荒らされるのを酷く嫌う。それが例え、自分の父親でも。もしそうなれば酷く激怒し、踏み込んできた相手を拒絶する。だがそれは、相手に迷惑をかけたくない、巻き込みたくない、自分が相手のことを頼ってはいけないの裏返しである。
優先すべきは自分ではなく、相手の方なのだから。
・同じ堕天使の仲間達が自分を庇って殺されたのを見てしまった影響で、血がトラウマ。
自分を庇った仲間の一人の血を目の前で浴びたことで発狂した。その時の記憶は飛んでいて覚えていないが、仲間達を死なせてしまったことがずっと残っている。サハリエルと同じく、かつての仲間達が生きていたらと思いを馳せることがある。
・さらに上記のことがきっかけで、パートナーの水月などの身内を含む人の子やモンスター達など、自分の大切なものを『守る』ことに非常に執着している。自己犠牲精神が強い。
自分が傷つこうが、その果てに死のうが構わない。この命で、守り切ることができるのならば。一番の望みは、自分が居なくなって存在が忘れられても、水月達が幸せに生きてくれること。
銀月のルシフェル
大切な存在を守りたいという強い決意を持った結果、ルシフが覚醒した姿。戻ろうと思えば元のルシフに戻れるうえに、前髪に三日月型の銀の髪飾りがついているが、とある経験を経て、銀月の三日月に六枚の翼がついている形状に変わった。その髪飾りは盗られることも壊れることもないが、気を許した相手にしか触らせない。覚醒しても、皆から『ルシフ』と呼ばれるのは変わらないらしい。
堕天使ルシフェル
堕天使達を纏める長であり、ルシフの父親。火の国の神殿の主でもある。ちなみに彼も亜種。
娘であるルシフに父親としての愛情を注いでいたが、当の本人は理解できていなかった。
余裕そうに見えて実は苦労人。
数年前、誰かのために無理や無茶をし、たとえどんなに傷ついても、平気などと言って自分の制止を振り払っていた娘を見て、その果てに壊れてしまうのではないかと危惧し、サハリエルを含めた堕天使四人を娘の傍に置き、無茶をしないように守ってほしいと頼んでいた。
14話にて、水月と上手くいっているのか様子を見に来た。また娘が無理をしていないか心配。
・『命令』と呼ばれる言霊を使うことができる。それはいかなる堕天使も逆らうことはできない。
・聖天使と堕天使の戦争後に痛覚を失っている。
・ルシフが堕天使になったのは、ルシフェルとした約束がきっかけ。だがそれは、まるで幼子同士がやるような、そんな約束だった。
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